2021年12月10日 18:00
洋楽対決 発表から50年 今なお色褪せない不滅の金字塔ジョージ・ハリスン「オール・シングス・マスト・パス」ベスト8
これぞフィル・スペクターともいうべき「ウォール・オブ・サウンド」に包まれた傑作です。
○3位オール・シングス・マスト・パス ~ All Things Must Pass
さすがにアルバムタイトル曲、上位に食い込みました。この曲、ビートルズの海賊版CD「The ’Let it Be’ Rehearsals」でも未完成ながら演奏してましたね。ジョンとポールのコーラスが入っているので、やはりビートルズっぽい印象が強く出てたけれど、本番のアルバムに収録されたテイクはスケールの大きな雄大な曲へと進化している。
○2位美しき人生 ~ What is Life
イントロから導入部の流れるようにシンプルで軽快なメロディに一瞬で引き込まれてしまう曲。イントロのリフに重なるキレッキレでコンパクトなカッティングも素晴らしい。このカッティングはジョージなのかクラプトンなのか興味は尽きない。サビの「Tell me, what is my life~」が2回目からは豪快なホーンセクションとソリッドで硬いストリングスがゴッソリ乗ってきて、豪華を極めたアレンジが素晴らしい。
「美しき人生」はイギリス版では「マイ・スイート・ロード」