IntelがIoTに対する取り組みについて事例を交えて紹介 - Intel IoT Asia 2015
前者はYOCTO Linuxベース、後者はQuarkを中心とした32bit CPU向けの極小フットプリントのOSとなる。これにWind RiverのHELIX Cloudスイートを組み合わせることによって短期間にIoTシステムを作成できるという。
最後に標準化とコンソーシアムについて触れ、IntelとしてはOIC(Open InterConnect)による業界標準とオープンソース・ソリューションの組み合わせや、IIC(Industorial Internet Consotium)によるリファレンス・アーキテクチャとフレームワーク・テストベッドに準拠することで相互運用性を高めるという。さらにエコシステムパートナーと一緒にIoTを拡大する意欲を見せた。
○都市に集中する人口と課題をスマートシティで解決したい
基調講演の後は6つの分科会でセッションが行われた。トラックA-1では「スマートシティ向けIoTソリューション」ということでIntel ソリューショングループディレクターのレイトン・フィリップス氏が講演した。
フィリップス氏によると、都市で人口が2倍に増えると、都市で起こる問題は2倍以上に膨れ上がるという。