2021年12月17日 11:00
豊川悦司、中村倫也を絶賛「懐の深いお芝居をする俳優さん」『No Activity』シーズン化に意欲
ちょくちょく来てもらいたい。
――俳優の先輩としてはどのような刺激をもらいましたか?
中村:大先輩に向かって語るのはおこがましいですが、僕にはできないですね。当たり前かもしれないですけど、豊川さんの表現は僕にはできないなと思うので、だからすごく憧れるし、ちょくちょく会いたいなって思います。
●中村、豊川とのシーンで「芝居というものの本質をつかめた」
――本作では、豊川さん演じる時田と中村さん演じる椎名の掛け合いが大きな見どころですが、当初思い描いていた時田像と椎名像から膨らんだり変わったりしましたか?
豊川:今回、あまり自分でキャラクターをイメージしないようにしていました。中村くんと芝居を交わした瞬間に時田という人が見えてくるんじゃないかと思っていたのでそこまで決め込まず、ぼやっとした時田さんでしたが、中村くんと最初のやりとりをした瞬間に時田さんがふわっと僕の中に現れてきた感じがしました。
――時田は愛おしさも感じるキャラクターで、豊川さんご自身と重なる部分もあるのかなと思いますが、いかがでしょうか。
豊川:全然もっと嫌なヤツですよ(笑)。それに比べたら時田なんて全然いい人です。