くらし情報『性欲や活力低下の「男性更年期障害」、セルフチェックしてみよう』

2015年12月1日 09:33

性欲や活力低下の「男性更年期障害」、セルフチェックしてみよう

夕食後にうたたねをすることがある
(10)仕事の能力が衰えてきた

(1)と(7)が当てはまる、またはそれ以外の項目で3つ以上が当てはまる男性は、テストステロンが減少している可能性が高い。実際、患者も増加傾向にあるようだ。同クリニックのLOH症候群外来の患者数は、初診と再診を含め月間250名(2015年10月実績)ほどで、昨年に比べ2倍以上になっている。

○食事や運動でテストステロン値は改善する

LOH症候群の治療にあたっては、注射によるホルモン補充療法でテストステロン値の改善を図る。

「まずはテストステロン値を検査し、値が低ければホルモンを投与します。注射をすると体内のホルモン濃度は上昇しますが、3日ほどで下がってしまいます。濃度を維持するため、外用剤としてジェルタイプの塗り薬も使用すると治療がしやすいですね」。

ただ、補充療法は最終手段的な意味合いが強く、まずは生活習慣の見直しによって改善を図るべきだと小林医師は指摘する。


「テストステロン値は環境要因を受ける部分も多分にあるため、普段の食事や運動習慣の改善などでまた上がってきます。すなわち、自分の中での調節が可能ということで、いかに下げないような日常生活をするかしないかで差がついてきます」。

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