2015年12月1日 09:33
性欲や活力低下の「男性更年期障害」、セルフチェックしてみよう
男性ホルモンの減少が原因となる「LOH症候群」。今回は「男性更年期」とも呼ばれるこの病気のセルフチェック術と治療法について、メンズヘルスクリニック東京の院長の小林一広医師にうかがった。
○テストステロンの減少を知るためのチェック項目
男性は加齢によって、「テストステロン」と呼ばれる男性ホルモンが減少する。テストステロンが減るとLOH症候群に陥り、「疲れやすい」「体がだるい」「やる気がでない」など、肉体面と精神面においてさまざまな変化が現れる。場合によってはメタボや骨粗しょう症、うつなどにつながるケースも出てくる。
LOH症候群の患者は40代、50代がメインとなるが、いち早く自分が病気であると気付くためには自身の健康状態を把握しておくことが大切だ。そこで、男性ホルモンの低下具合を調べるためのチェック項目をまとめたので参考にしてほしい。
(1)性欲の低下を感じる
(2)なんとなく元気がなくなってきた
(3)体力が低下してきた
(4)身長が低くなった
(5)毎日の楽しみが少なくなった
(6)悲しい気持ちや怒りの気持ちを感じやすい
(7)勃起する力が衰えてきた
(8)運動能力が低下してきた
(9)