2015年12月4日 14:59
セールスフォースが年次イベント開催、企業は顧客と新たなカタチでつながるべき
とした。
しかし実際のところ、分析されている顧客に関するデータは1%に満たず、顧客の77%が「企業やブランドとつながっていない」という意識を持っているという。
キース氏はこうした状況を解消するための策について、「顧客が宇宙の中心にいると考え、カスタマーカンパニーなること。われわれのCustomer Success Platformを使えば、今までにはないカタチで顧客とつながることができる」と説明した。「顧客とのギャップを解消した会社にはメリットがもたらされている」(キース氏)
ユーザー企業の成功事例としては、NTTコミュニケーションズとトヨタ自動織機が紹介された。NTTコミュニケーションズでは、グローバルセールス6000人、コールセンターのエージェント3200人がセールスフォースのサービスを活用している。
NTTコミュニケーションズ 代表取締役社長の庄司哲也氏は、セールスフォースがどのように役立っているかという質問に対し、「今では、営業力を強化するために不可欠なツールとなっている。また、人工知能に対応したセールスフォースのサービスによって、的確なサービスを提供していきたい」と答えた。