2015年12月7日 11:45
東京都板橋区とタニタがタッグ! 大規模な健康作りプロジェクトの狙いを聞く
が200人とのこと。
コースの内容はそれぞれ異なるが、「自らの体の状態を可視化し、把握してもらう」という根幹部分は共通している。そのために役立つのが、同プロジェクトの参加者に配布されるタニタの活動量計だ。
区内の体育施設や健康福祉センターなどの11カ所に設置された計測スポットで、ウオーキングなどの活動量や体重、体脂肪、筋肉量などが測定でき、そのデータを同社のwebサイト「からだカルテ」で管理することで、体の変化の様子を把握できる仕組みとなっている。
また、6月には同区内のハッピーロード大山商店街にタニタ監修のランチを提供する「大山SUKUSUKUカフェ&キッズ」もオープン。新鮮食材を用いたおいしくヘルシーなメニューで、「食事からの健康づくり」を意識してもらえるように工夫もしている。
○区民に1万歩歩いてもらえる施策作り
ではなぜ、同プロジェクトを開始させるにいたったのか。長谷川管理係長によると、区長から昨夏に区民の健康づくりを支援するプロジェクトを立ち上げるよう、要請があったという。
「そこで『区内にあるタニタさんと連携するのがいいのではないか』という話になり、2014年11月にプロジェクトに関する協定を結びました。