くらし情報『来年以降のサイバー攻撃、対象は自動車へシフト? - マカフィー』

2015年12月10日 16:03

来年以降のサイバー攻撃、対象は自動車へシフト? - マカフィー

来年以降のサイバー攻撃、対象は自動車へシフト? - マカフィー
マカフィーは12月9日、2015年に発生したサイバー脅威の傾向と、今後の脅威予想を発表した。

同社は、日本国内の経営層や情報システム部門などのビジネスパーソンを対象にした「セキュリティ事件に関する意識調査」を元に、2014年より「10大セキュリティ事件ランキング」を公開している。これは、過去1年間に発生した主なセキュリティ事件を30件選定し、それらの事件の認知度を測定することによって、社会に与えた影響を分析するといもの。

これによると、2015年は「日本年金機構への標的型攻撃で125万件の年金個人情報が流出」が1位で、2位が「振り込め詐欺/迷惑電話による被害」、3位は「大手金融機関やクレジットカード会社などをかたるフィッシング」となった。

1位になった日本年金機構の情報流出事件では、人の心理を欺いて重要な情報を暴露・公開させる「ソーシャルエンジニアリング」という手法が使われていた。いかにも業務に関係しそうな内容のメールにマルウェアを添付して開かせることによって、機密情報が流出した。

この問題についてマカフィーは「これ(日本年金機構による流出)を責めることはできないでしょう」とまとめている。

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