2015年12月11日 09:00
IoT開発プラットフォーム「Synergy」でサービスを起点とした新しいモノづくりへ - Renesas DevCon 2015 基調講演
がオープン。さらに専用マイクロコントローラであるS7シリーズの「S7G2」とS3シリーズの「S3A7」が出荷開始となり、同プラットフォームを利用したIoT開発に着手することが可能となった。
Renesas Synergyのマイクロコントローラは、S7とS3のほか、S1およびS5の4シリーズで展開される。ルネサス エレクトロニクス 執行役員 兼 グローバルセールスマーケティング本部 副本部長の川嶋学氏は「完全にスケーラブルであることが特徴」と強調する。
また同社はRenesas Synergyの開発環境として、安価な評価ボードStarter Kits(SK)、本格評価・開発目的に使用できる開発ボードDevelopment Kits(DK)の販売を開始。同プラットフォームのすべての機能を評価することができる、S7G2を搭載したSK「SK-S7G2」、S7G2を搭載し4.3インチの着脱可能なWQVGAタッチパネル液晶とVGAカメラを備えたDK「DK-S7G2」および、S3A7を搭載したセグメントLCDを備えたDK「DK-S3A7」が用意されており、Renesas Synergyギャラリー登録ユーザーはこれらのキットを購入することで評価・開発を開始することが可能となった。