スマホ連動型スノーボードバインディング「SNOW-1」が17日発売 - 14個のセンサーやバッテリを内蔵しながら強度・防水性を確保
体重制限は100kg。対応スマートフォンはiOS 8.4.1以降を搭載したiPhone 5s以降/iPod touch(第5世代以降)で、推奨端末はiOS 9以降を搭載したiPhone 6以降の端末。
直販価格は税別69,800円。17日から発売し、同社直販サイトおよび九十九電機にて12月中に出荷する。また、早ければ年内に大手ポーツ用品店での取り扱いも予定するほか、2016年1月に開催する「CES 2016」では製品版を展示する。
○開発までの道のり
同社代表取締役CEOの岩佐琢磨氏は、「Cerevo」が手がけるIoT製品の開発スタンスとして、「電気が通ってないものをスマホ・ネット連動で改革する」という方針を説明した。例えば一般的なリビングひとつ取ってみても「この中で電気が通っているのはテレビくらい」(岩佐氏)。身の回りの電気が通っていないものをネットにつなぎ、何らかのベネフィットを提供することが、同社が進めるもの作りの基本方針という。
今回発売する「SNOW-1」は、この方針を基に作られたもの。スノーボードのバインディングを長年製造している工場に必要な基板を持ち込み、強度や防水性を確保しながら開発を進めてきた。