2015年12月18日 12:04
Twitterのトレンドはマーケティングネタの宝庫!イラストと事例で解説 (1) リサーチャーがインフォグラフィックで教える"トレンドの捉え方"【映画編】
ここで、映画に関してツイートしたことがあるユーザーの割合と、リツイートしたことがあるその割合を見てみましょう。
それぞれツイートしたことがある人が6割、リツイートが5割と、映画ファンかつユーザーの半数が映画への興味関心をTwitter上で示しています。ツイートされる内容としては「映画館に行ったことについて」、リツイートするユーザーは「公開情報について」が多いようです。
これに対し、Twitterのリサーチャー 櫻井氏は「ツイート・リツイートする内容を比較すると、マーケティングにとって貴重なヒントが見えてきます」と言います。
「例えば、映画の公開情報は最もリツイートされやすいことから、予告編の動画は必ずツイートするべきでしょう。映画ファンは、Twitterで最新の映画情報を知りたいというモチベーションがありますし、Twitter上でファン同士がつながっていることを考慮すると、ユーザー間でその情報がリツイートなどで共有されることが期待できます。また、Twitterを使っている映画ファンは、映画館に行ったことや、観た感想をツイートしたいというモチベーションがあることもわかりました。Twitterは、映画配給会社にとって消費者に情報提供ができる場所でもあり、ユーザーによる自発的な情報共有が期待できる場所でもあるのです」