くらし情報『重要な短絡障害からの保護 - 過酷な車載環境におけるUSBインタフェース開発』

2015年12月28日 08:00

重要な短絡障害からの保護 - 過酷な車載環境におけるUSBインタフェース開発

今日、自動車ユーザーに各自のデバイスやストレージと接続し、必要に応じて、コンテンツやサービスにアクセスする柔軟性を提供するために、USB接続は重要となっています。運転者だけでなく、後ろと前の座席の同乗者に、それぞれに異なる、さまざまな目的で各自のデバイスを接続可能とするために、複数のUSBポートがますます求められています。

○自動車のUSB

車内USB接続を満たすためには、USB電源電圧・電流を調整し、すべてのUSBデータと電源接続をさまざまな電気的ハザードから保護するよう考慮しなければなりません。

USB電源接続(Vbus)は HOSTコントローラまたは外部ソース(デバイス)のいずれかから電力供給できます。Vbus電圧は4.75Vから5.25Vの範囲になりますが、電流は500mAから、タブレットや新しいモバイル機器では2.1A以上におよびます。これは各機器の継続的な、かつ高速充電の要件によって、変化します。

直面する可能性がある電気的ハザードにはESDと過渡電流イベントが含まれますが、これらは、製造や組み立て中に発生する場合があり、あるいは、車の乗員や車内の他の電気回路が原因となることがあります。

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