くらし情報『重要な短絡障害からの保護 - 過酷な車載環境におけるUSBインタフェース開発』

2015年12月28日 08:00

重要な短絡障害からの保護 - 過酷な車載環境におけるUSBインタフェース開発

路上走行車に関して、ESDおよび過渡電流イベントを取り扱う主要な文書は、ESD試験方法を記載したISO 10605(路上走行車 - 静電放電による電気的妨害の試験方法)と、車内の他の電子機器によって生じる影響に関するISO 7637(路上走行車 - 導通および結合による電気的妨害)が挙げられます。IS0 10605はIEC 61000-4-2業界規格をベースとし、さまざまなレベルのESD信号特性を規定するだけではなく、自動車独自の追加要求事項も含まれています。さらに、通常、 OEM独自の試験要件も課されています。

加えて、USB2.0 Full Speed/High Speed、マルチチャネルUSB3.0 SuperSpeedインタフェース、並びにVbusラインやグランドラインのすべてのデータ・信号ペアは、バッテリへの短絡(16V DC)とグランドへの短絡障害から保護することが求められています。適切な保護ソリューションは、信号減衰を最小限にするために、信号ラインの低容量性負荷などの制限を満たすと同時に、低クランプ電圧により、サージや過渡電流に素早く対応しなければなりません。さらに、シグナル・インテグリティを維持するために、小型パッケージはトレース信号を最小限の曲がりで伝送する能力を提供すると同時に、ボードスペースの要求を最小限に抑える上で役立ちます。

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