東京都の親に聞く、乳幼児にとって危険なもの - 1位は三輪車
「コンセントキャップを口に入れた」といった事例が寄せられた。
○予想をしない行動が”ヒヤリ”の原因
それでは、なぜこのようなヒヤリ・ハットが起こってしまったのだろうか。理由を尋ねたアンケート結果によれば、いずれの項目でも「乳幼児が保護者の予想しない行動をした」「保護者が乳幼児から目を離した」などが上位に入っている。
これについて都は、自分の意思で物を動かせない「お座りまでの時期」は、顔のそばにタオルやぬいぐるみを置かないようにするなど、「子どもの成長時期によって、特に気をつけることが違う」と指摘している。
「ハイハイからつかまり立ちの時期」は、口、鼻、耳に物を入れやすかったり、「歩き始める時期」はバランスを崩して転びやすかったりといった特徴がある。それぞれの時期に応じて、異物を飲み込んでいないか注意したり、歯ブラシなどを持たせたまま立ち上がらせたりしないといった対策が必要だろう。
都生活文化局は乳幼児にまつわる事故の防止に役立ててもらおうと、調査結果をまとめた「乳幼児の身の回りの製品事故防止ガイド」を作成している。気をつけるべきポイントをおさえておくだけでも、事故を防げる可能性は高くなる。
1度目を通してみてはいかがだろうか。
※冒頭の写真と本文は関係ありません
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