2016年1月11日 18:00
ソニーのCES 2016展示、4K・HDR時代を迎え撃つ「BRAVIA X93D」が主役
が紹介されていた。4,000nitの超高輝度を実現し、明るい部分はより明るく、暗い部分はより黒く再現できるとしている。白色LEDを従来よりもとにかく多く搭載することで、これを実現しているようで、具体的な数字は非公開だったが、「1,000分割以上」(ソニー説明員)と細かくエリアを分けて駆動しているようだ。
直下型LEDバックライトの液晶テレビながら、漆黒と呼べる黒、高輝度のネオンライトを同時に表示したデモ映像の画質は圧巻。近い将来の商品化を前提とした開発とのことで、当初はハイエンドクラスの価格帯にはなるだろうが、消費電力、価格ともに民生品レベルになるという。
○4Kハンディカムやアクションカムなども
イメージング製品では、4Kハンディカム「FDR-AX53」が発表された。新開発の光学20倍ZEISSレンズ、画素サイズが従来比1.6倍に拡大された高感度イメージセンサーを搭載。空間手ブレ補正機能を搭載したことで、4K映像で問題になりがちな細かな手ブレも防ぐことができる。
興味深いのは、5方向からの音声を集音するマイク。前方向だけでなく、左右と背後、そして上部からの音声も集音することで、立体感のある録音が可能になっているという。