2016年1月14日 14:58
塩田紳二のアンドロイドなう 第109回 2016年の注目はタブレット
年頭なので、今年1年を予想してみることにしました。今年の注目ポイントは、「タブレット」です。スマートフォンについては、「順当な変化」で1年が終わることになると思われます。というのも、アンドロイド、iOSのポジションは変わらず、ここにWindows 10 Mobileが食い込むのはそうそう簡単ではなく、競争もあまり激しいものにはなりそうもないからです。しかし、タブレットは、一波乱ありそうな感じがします。
というのも、タブレットという形状で見た場合、Windowsタブレットが順当にシェアを拡大しているのに対して、アンドロイド、iOSともにシェアを落としています。全世界でみると、1位のApple、2位のSamsungがシェアを落とし、2014年には4位にあったLenovoがシェアを上げ、3位に浮上してています。これは、おそらくは、Windowsタブレットの分だと思われます。
また、2015年は、タブレットの総出荷もわずかですが、2014年より減っています。このため、タブレット全体での減少傾向が続き、Windowsのシェアが上がると、アンドロイドやiOSのシェアは相対的にも絶対的にも減少することになります。