液晶ペンタブレット「Cintiq 24HD」が作画の効率化と"健康"をもたらした - 漫画家・小田すずか
話題になっていたのを見て興味を持ちました。先ほどお話ししたように、当時は今よりも高価な物ではあったのですが、"この首のコリが解消されるなら!"と思って購入しました。
――導入した結果、体調は変化しましたか?
もう全然違います! 悩みだった肩や首のコリはすっかり解消して、マッサージに行っても「凝っていませんね」と言われるくらいです。
作業に関しても、(液晶ペンタブレットを使うと)思ったところに線が引けるので、やり直しが減り、作業が速くなりました。
――「Cintiq」シリーズには現在サイズが3種類(13HD、22HD、そして24HD)あるなかで、一番大きな24インチをお使いなのにはどんな理由があるのでしょうか?
理由はシンプルで、作業できる面が大きかったというところですね。とはいえ、大きすぎるかもしれない、という不安は少しあったのですが、作業場の机に収まることが分かったので購入してみました。
――「Cintiq 24HD」を導入して、便利になった部分はありますか?
「Cintiq 24HD」はアームの可動域が広いので、画面を机からせり出して使えるのが助かります。というのも、私は背が低いので、作業場の椅子を低くしていて、机も60cmくらいの高さの物を使っているんです(一般的なデスクは高さ70cm程度の物が多い)。