2016年1月21日 19:45
もう画材にしか見えない……iPad Pro+Apple Pencilがフツウに描く道具だった
昨年11月に発売されたiPad ProとApple Pencil。これ、ほぼ液タブ(液晶タブレット)ですよね? PC接続のペンタブレットしか使ったことのない私が、液タブ初体験としてiPad Pro+Apple Pencilでペイント系アプリを試してみました。その感覚の違いは、かなり面白いものでした。
○絵を描くための"自然"な環境
始めに、iOS標準の「メモ」アプリで試し書き。PC接続のペンタブレットと比べると、触れたところに描けるiPadはとても自然な感覚。さらにApple Pencilは普通の鉛筆やボールペンと同じような太さで、先端も細いため、鉛筆を持って紙に描く時のような自然な感覚で向き合うことができます。画面サイズもおおよそA4で、サイズ感も自然です。
iOS 9から搭載されたメモの手描きツールは単体でもなかなか優秀ですが、Apple Pencilを組み合わせると本領を発揮します。
滑らかで遅延のない描画、指やスタイラスではキリッとしなかったきついカーブや細かい文字もきっちり描けます。特に鉛筆ツールの筆圧と傾き検知精度にはびっくりす。鉛筆デッサンもできるんじゃないかと思えるほどです。