2016年1月26日 08:00
ビル・ゲイツのサクセス・ストーリーから学ぶ"成功のポイント"
○学校よりも現場で学ぶ
Gates氏は成績優秀で、17歳で名門のハーバード大へ入学したが、在学中はコンピューターに没頭していたようだ。
結局、2年目に退学し、Allen氏と起業する。Gates氏にとっては、その後が"本物の教育"となったようだ。
○責任をとる
Microsoftのトップを務めていた時、Gates氏は競争的で厳しい上司だった。
AppleのSteve Jobs氏ではないが、ミーティング中に辛辣な言葉で反対することもあったとか。当時のある社員は、Gates氏の批判の言葉は「痛烈だった」と振り返っているようだ。
会社を率いるという責任感が強く、Microsoftでの最初の5年間は事業のすべてを見ていた。製品のコードすべてに目を通し、書き直すこともしばしばだったという。
MS-DOS、初期のWindowsを使っていた人は、Gates氏の手が加わった製品を使っていたことになる。
○将来を展望する
Gates氏の重要な点は、先見の明があったことだろう。
DOSのライセンスをIBMと交渉した際、当初のライセンス料は5万ドルだったが、著作権は渡さなかった。これにより、そのほかのベンダーにもライセンスが可能となり、今日のマイクロソフトの礎を築いた。