2016年1月28日 12:00
KDDIがヤマトのピッキングシステム「FRAPS」を導入、物流の効率化図る
の3階、4階を活用している。この物流拠点では、au携帯電話・スマートフォンだけでなく、au +1 collectionも取り扱うという。
同社は、2015年12月にスタートしたauショップにおける物販サービス「au WALLET Market」やスマートフォンアクセサリなど、ショップにおける荷物受入業務が増加していることから、スピーディーな配送や店舗における負荷軽減を目的として、今回の物流改革にこぎつけた。現状では、携帯電話・スマートフォン本体とアクセサリなどの周辺機器の取り扱いのみで、au WALLET Marketの生鮮食品などの商品を取り扱うほかは「検討段階」(KDDI 理事 購買本部長 赤木 篤志氏)としていた。
○ヤマトと"タッグを組む"KDDI
記者会見で赤木氏は「作業効率が3割改善できる」と、新拠点のメリットをアピールする。これまでの物流管理は、独自の取り組みを進めていたが、FRAPSの導入や検品作業など、ロジスティクス作業を「ヤマトとタッグを組む」(赤木氏)ことで、最適化する。通常、こうした物流の最適化はアウトソーシングすることが多いが、「物流の最適化を図るために、奥深くシステム連携も進めている」