くらし情報『KDDIがヤマトのピッキングシステム「FRAPS」を導入、物流の効率化図る』

2016年1月28日 12:00

KDDIがヤマトのピッキングシステム「FRAPS」を導入、物流の効率化図る

ことから、アウトソーシングというよりも、"タッグを組む"という形で、物流の最適化を図るようだ。

一方のヤマトホールディングスも、物流改革の「バリューネットワーキング構想」を掲げており、2013年8月に開所した厚木ゲートウェイや国際物流拠点の羽田クロノゲートなど、大規模拠点間の幹線輸送を活用した物流の最適化を進めている。KDDIとは2013年10月より、FRAPS導入などの協議を進め、厚木ゲートウェイから車で20分ほどのこの地に新拠点を構えることに決めたという。ヤマトロジスティクスのFRAPSは可動式のラックやマージソータを活用して、これまで細かく分割されていた荷物をまとめて梱包することで、配送の効率化を図る。このFRAPSの機械を導入した企業の事例としては過去最大のものとなるという。

こうした物流の最適化を図ることで、在庫管理についても集約を進め、全国に83カ所、東日本に47カ所ある物流拠点を、今年度末までに13拠点まで減らす。また、その後は1桁台後半まで減らす構想とのことで、2017年度に設置予定の関西拠点と合わせて運搬時間やコストの低廉化を進める。

「物流はコストがかかるものでしたが、(これからは)

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