2016年1月28日 12:00
KDDIがヤマトのピッキングシステム「FRAPS」を導入、物流の効率化図る
バリューを生み出すためのものに進化する。ロジスティクスのLTと情報システムのIT、決済のFTを組み合わせて価値あるものに物流を改革する。われわれは宅急便のB2Cビジネスのイメージが強いがB2B分野でも価値を高める、お手伝いをしていきたい」(ヤマトホールディングス 代表取締役社長 山内 雅喜氏)
また、会見前に物流センター内を見学したというKDDI 代表取締役社長 田中 孝司氏は、センターについて「感動した」と話し、物流改革に関する手応えを語った。
「KDDIの物流改革は、2012年に"物流改革室"を設置して検討を行ってきたが、今日が晴れの日となった。同時期に3M戦略を発表して、その後、スマートパスやau WALLET Marketなどを世に送り出した。(2012年)当時はまだWALLET Marketがシナリオの段階だったが、それを基にプランニングしたのが今回の改革になる。
ここは、ヤマトの厚木ゲートウェイから車で20分で、ヤマトの日本国中をカバーする物流ネットワークにつなくことができる。大量のモノをリアルタイムに配送できることでモノが自動的に動く、そんな仕組みを構築できたと思う」(田中氏)