くらし情報『Microsoft、海中にデータセンター設置を計画』

2016年2月2日 11:37

Microsoft、海中にデータセンター設置を計画

Microsoft、海中にデータセンター設置を計画
2016年2月1日(現地時間)、Microsoftは太平洋に自己完結型データセンターの試作機を設置する実験を行った。300台分のデスクトップPCに相当する約1万7,000キログラムの装置を、海面下2~3メートルに設置することで、データセンターが抱える排熱処理といった既存の問題を解決する可能性が生まれる。同社は「将来的に世界中の海へデータセンターを設置するのが当たり前になるだろう」と公式ブログで述べている。

「Natick(ナティック)」と名付けられた本プロジェクトは、データセンターを収容する容器を構築するだけで90日間を必要とし、テスト期間は2015年8月末から11月までの約3カ月間行われた。その間はオフィスから定期的にリモート制御し、月に一回はダイバーが潜って容器のチェックを繰り返していたとプロジェクトチームは説明する。

Microsoft Datacenter Strategy担当ジェネラルマネージャーのChristian Belady氏は、「費用面など多くの問題があり、成功するか懐疑的だったが、我々は常に限界へ挑戦する必要がある。今回のプロジェクトから得た経験は、将来の(データセンター戦略に)

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