「新たなデジタルワークを実現する究極のビジネスツール」 - レノボ、「ThinkPad X1」ファミリ製品発表会
薄型軽量化に向け、従来の素材と比較して21%~28%軽量な「スーパーマグネシウム合金」や軽量かつ高剛性のCFRPコンポジットを新規開発した。また、ふくろうの羽をモチーフとしたowl(ふくろう)ファンも第9世代となり、薄型化しても風量が向上。特殊な塗料により熱放射率が上がった一方で、ノイズを低減している。
ThinkPad Yogaでは、ディスプレイを180度以上開くと、キーボードの周囲がせりあがり、キーボード面がフラットになる「Lift’n’ Lock」機能を備える。これによりタブレットモードで使うときにキートップにひっかかる部分を失くすことができる。「例えば、病院でカルテのような書類と一緒に持つときに、紙がはさまり、キートップがはずれてしまうことを防ぐことができる」(大谷氏)という。
さて、2016年1月のCES 2016では、WQHD(2,560×1,440ドット)解像度の有機ELディスプレイ搭載モデルも合わせて発表されたが、日本では2016年夏ごろ出荷予定となる。会場に展示されていたが、液晶と比べて「締まりのある黒」を実現するほか、高いコントラスト比と色再現性を備える。
価格はまだ未定だが、液晶搭載モデルと比べてかなり高めに設定されそうだ。