くらし情報『親になって「働く」と向きあう (9) 専業主婦が妻の上司に、働く母の気持ちなんて分かるワケがない!?』

2016年2月17日 12:00

親になって「働く」と向きあう (9) 専業主婦が妻の上司に、働く母の気持ちなんて分かるワケがない!?

といえます。自分が片働きすることで家族の幸せに貢献しているという自負や達成感を得ているはずです。(もちろん、その妻や子どもたちもそれぞれの役割で幸せな暮らしに貢献しているのですが)。

そんな日常を送る上司にとっては、共働きの部下たちの”働く意味”を同じ温度感で理解できない時があるのかもしれません。幸せそうな専業主婦の妻をいつも見ている上司にとっては、共働きの女性部下を上司として幸せにできているのか、と考えてしまうかも知れません。それは彼にとっての正義感であり愛情なのですが、残念ながら受け手である共働き部下には余計なお世話でしかないでしょう。

では、部下としてはどのように対処すればよいのでしょうか。まずは、「私は働くことを自ら選んでここにいる」ということを上司に発信していかなければいけません。
ちょっと面倒くさいかも知れませんが、片働き上司にとってはそこが一番確信の持てないところなのです。逆にその気持ちが共有できてさえいれば、上司だって喜んで部下の仕事やキャリアアップに協力してくれるはずです。職場の同質性が高かった時代から、多様性を受容する時代になりつつある現代は、部下から生き方を発信する時代と言ってもいいかも知れません。

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