2016年2月20日 00:00
Windows 10ミニTips (58) Windows 10の「バッテリー節約機能」を知る
前回の「モダンスタンバイ」に続いて、Windows 10の電源周りに関するTipsを紹介しよう。「バッテリー節約機能」とはどんなものか、何ができるのか、概要と操作方法を観ていく。
○省電力設定と違う「バッテリー節約機能」
Windows 10は当初から「バッテリー節約機能(英語版ではBattery Saver)」を実装している。なぜなら、Windows 10はPC専用OSではなく、Windows 10 MobileやWindows 10 IoTなど、デバイスを問わないOSを目指しているからだ(One Windows構想)。
だが、その動作は不明確な部分が多い。バッテリー節約機能を有効にすると「メール」など新着メールを知らせるトースト通知は現れなくなるが、OneDriveの通信は止まらない。Microsoftはバッテリー節約機能を有効にすると、以下のような動作変化が生じると説明している。
デスクトップアプリとして動作するOneDriveの同期が止まらないのは、このような理由だ。
エクスプローラーとの関係などから、すぐにOneDriveクライアントがUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)