2016年2月25日 21:42
Chordの「Mojo」をスマホでじっくり聴き込み
もっとも需要が高いと思われるスマートフォンとの接続だが、iPhoneはカメラコネクションキット、AndroidはUSB OTGケーブルを用意すればいい。Mojoに付属のマイクロUSBケーブル(A端子 → Micro B端子)は約7cm、やや長めのほうが取り回しやすいはずだ。
動作確認はiPhone 6sとXperia Z Ultra(Android)との組み合わせで行ったが、試聴はiPhone 6sに絞り行った。接続に利用したカメラコネクションキットはDock(30ピン)版で、間にLightningアダプタを噛ませているが、特に支障なく「ONKYO HF Player」に認識された。
試聴を開始して最初に感じたことは、対応フォーマットを気にしなくていい「楽さ加減」だ。再生可能なフォーマットが最大768kHz/32bit、DSDも最大11.2MHzに対応するため、HF PlayerのウリのひとつであるリアルタイムDSD変換も存分に活用できる。
駆動力の高さもうれしい。出力インピーダンスは0.075Ω、出力レベルは35mW@600Ω / 720mW@8Ωと、そんじょそこらのヘッドホンアンプでは使いこなせないヘッドホンも軽々と扱える。