2016年2月26日 11:20
ビットアイル・エクイニクス、"最大の強み"は「マルチクラウド環境の提供」
ビットアイル・エクイニクスは2月23日、今後の経営体制と事業戦略・事業展開に関する説明会を開催した。
昨年9月に、ビットアイルは米エクイニクスによる公開買い付けを受け、12月に完全子会社化した。今年から「ビットアイル・エクイニクス」に社名を変更し、事業展開を行っている。
今回の説明会では、ビットアイル・エクイニクス 代表取締役 兼 エクイニクス・ジャパン 代表取締役の古田敬氏とビットアイル・エクイニクス 取締役社長の寺田航平氏から、今後の事業戦略について説明された。
○キーワードは「クラウドエクスチェンジ」
エクイニクスは、ビットアイルの買収によって、現在東京で9カ所、大阪で2カ所のデータセンターを保有することとなった。1月にはヨーロッパのTelecityの買収も完了し、データセンター事業者としては「一つ頭が出た企業となった」と古田氏は述べた。同社はNASDAQに上場しており、古田氏によると、現在約2兆円の時価総額の企業となっているという。
同社は現在、グローバルでは40カ国145拠点のデータセンターを保有しており、グローバルで展開しているエコシステムやグローバル全体における高可用性を強みとしている。