2016年2月26日 11:20
ビットアイル・エクイニクス、"最大の強み"は「マルチクラウド環境の提供」
これは、エコシステムの中核にもなっている」
一方、ビットアイルもこれまでクラウドエクスチェンジによるハイブリッドクラウド・マルチクラウド接続環境を提供しており、今回の統合によるメリットについて、寺田氏は次のように述べた。
「今回の統合により、AWSやGoogleのほかにもニフティなど、日米におけるさまざまなクラウドベンダーと相互接続できる環境を提供できるため、企業によってはコスト面とセキュリティ面で非常に有利な接続がグローバルで展開することができる。現在、グループ全体でクラウドサービスプロバイダ約450社の本拠地としてデータセンターを利用してもらっている。これが、われわれが相互接続環境を提供できる一番の大きな強みとなっている」
○今後は両社の強みを伸ばして
今後、エクイニクスの各リージョンにおける戦略については、アメリカでは、新データセンタープロダクトである「Data Hub」の展開や、マイアミ・フォルタレーザでの「Cable Landing Station」との接続、ヨーロッパでは、Telecity買収により確立された新たな都市(ストックホルム・ダブリン・ヘルシンキ・マンチェスター)