映画『少女椿』、妖しい雰囲気漂うキャラクタービジュアルが公開
丸尾末広の同名漫画を実写化した映画『少女椿』(5月21日公開)の登場キャラクター写真が5日、マスコミ向けに公開された。
同映画は、俳優・中村雅俊の娘でモデルの中村里砂が映画初出演にして主演を務める異色作。父親は家を出て行き、母親を亡くして孤児になり、赤猫サーカス団に拾われた14歳のみどり(中村)が、団員である怪力自慢の赤座(深水元基)、美少年のカナブン(武瑠)、蛇使いの紅悦(森野美咲)、足芸の鞭棄(佐伯大地)、異人の海鼠、蟻男といった個性的で怪しげな連中たちに虐げられるが、超能力を持った男・ワンダー正光(風間俊介)の優しさに惹かれていく。ワンダー正光もみどりに恋心を寄せるが、みどりは次第にワンダー正光の暴力と狂気に恐怖していく、というストーリーが展開する。短編映画『ミガカガミ』でモントリオールほか、国内外の映画祭で数々の賞を受賞した監督TORICOが監督を務める。また、みどりの母親に鳥居みゆき、町の実力者に鳥肌実も出演する。
今回、公開されたのは、みどり、鞭棄、赤座、紅悦、カナブン、嵐鯉治郎(中谷彰宏)らが登場の場面写真。奇抜な衣装と特異なキャラクター、独特の世界観が伝わる写真となっている。
(c)2016「少女椿」フィルム・パートナーズ