ドコモの「ムーヴバンド3」で、生活の質が向上する!? - デザイン、使いやすさにこだわり
ターゲット層について、和泉社長は「活動量計というとアスリートの方や、健康志向の強い方の使うものというイメージがあるが、ムーヴバンド3は一般の方に日常生活の中で使って欲しい」と説明する。そのため新製品ではこれまで以上にデザイン、素材、軽さ、着け心地にこだわった。スーツにもカジュアルにもなじむ、シンプルなデザインという位置付けだ。製品が日常生活に及ぼす影響について、同氏は「日々の活動を”見える化”すると、自然と普段から身体に良い行動を心がけるようになる。ムーヴバンド3では睡眠の質や長さも記録できる。健康にこだわる、健康に意識が向く、そんな日常生活に変わっていく」とアピールした。
続いて、ドコモ・ヘルスケア サービス企画部の新山洋平氏が登壇して販売戦略を語った。Apple Watchなどの腕時計型の端末、ムーヴバンドのようなリストバンド型の活動量計など、市場にはウェアラブル端末が増えつつある。
しかしどの製品も、一般の消費者に普及したというレベルには達していないのが現状だ。何故だろうか。
新山氏は、この理由について「難しそう、面倒くさそう」「”いかにも”感が嫌」「うっとうしくなる」という意識が、消費者側にあると指摘。