VMwareユーザーの声から探る仮想化導入の課題と解決策とは?
2番目の課題「仮想ネットワークによるハイブリッド・クラウドの実現」については、「NSXを導入した環境では、AWSとAzureは使用した分だけ支払えばよいが、vCloud AirはDedicated Cloudのみ利用でき、共有型はライセンス上、稼働が不可能」ということになり、「注意が必要」と東條氏。
最後の課題「マイクロセグメンテーション」については、「ウイルス検知とVMのタグ付けはサードパーティ製品で行う。タグ付けされたVMに対するアクションはNSXポリシーで設定する」「ログはvRealize Log Insightで解析できる」といった回答が得られたそうだ。こうした回答から、東條氏は「マイクロセグメンテーションなど、機能特化型のライセンス体系を導入してほしい」と語った。
今回、1時間もない講演だけで、これだけのVMware製品のノウハウを聞くことができた。部会に参加すれば、もっとラフな形で、聞きたいことができるだろう。特に、NSXやネットワーク仮想化はサーバ仮想化ほど広がっている話題ではないため、情報を得ることが難しいのではないだろうか。
機会があれば、プライベートクラウド部会、デスクトップ仮想化部会、関西部会、中小規模向け仮想化部会が持っているノウハウもお届けしたいと思う。
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