くらし情報『春の訪日外国人観光客、旅行先は「ゴールデンルート」以外への広がりも』

2016年3月23日 12:19

春の訪日外国人観光客、旅行先は「ゴールデンルート」以外への広がりも

が開催され、いわゆる「ゴールデンルート」外の桜名所に訪日外国人の注目が高まっているとしている。

旅行者の居住国別では、中国・台湾・香港・タイからの宿泊予約数が多かったという。特にタイに関しては、タイの旧正月期間(4月13日~15日)中が前年比26.1%増と伸びている。タイからの入国者数は2014年・2015年共に対前年比で20%以上増加しており(日本政府観光局(JNTO)調べ)、その背景には、日本・ASEAN友好協力40周年を契機として2013年7月から、15日を超えない短期滞在での活動を目的とするタイ国民が、査証(ビザ)無しで日本に入国できるようになったことが考えられるという。

同期間におけるタイからの訪日外国人の人気エリアの上位には東京都・大阪府・山梨県などが並ぶが、ゴールデン・ルート以外への流入が見られ始めているとのこと。特に急増している地域としては、福岡県の福岡市・太宰府・二日市エリア、大分県の湯布院・湯平エリア、別府エリアがあり、九州の温泉地人気の高まりが見られるとのこと。また、中国の労働節の休暇中(4月30日~5月2日)においては、中国・香港・シンガポールからの宿泊数が2015年と比べて約5.9倍と増加しており、大都市圏の観光スポットや温泉地近隣での宿泊予約が増加しているという。

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