といった、少し頼りない意見も見られる。また、年齢が上がるほど「当時は立ち会い出産が一般的ではなかった」という意見が増え、時代背景も影響しているようだ。
ちなみに、今回のアンケートで「立ち会い出産」を選択しなかった人のうち、「立ち会い出産をしなくて良かった」と答えた人は76.7%にのぼった。妻側の意見としては、「ひとりでいい」や「夫がいても役に立たない」という辛らつな意見も見受けられる。
夫側の意見には、「血を見なくて済んだ」や「出産に対する意識がネガティブなものに変わってしまうような気がするので怖い」といった、出産に対して及び腰の意見が目立った。中には、「今以上に頭が上がらなくなりそう」という意見もあり、出産を機に夫婦関係が変わる可能性がうかがえる。
とはいえ、「立ち会い出産」を選択しなかった男性の中にも、この選択を「良くなかった」と思う人が見られ、「一度は経験してみたかった」や「感動のシーンをみたかった」という意見も散見された。妻としてはできれば立ち会ってほしいけれど、夫は立ち会い出産には消極的という傾向があるように見受けられた。
直前になってもめることのないように、出産当日の立ち会いについて話し合いをする機会を設けてはいかがろうか。