くらし情報『風評被害と闘う自治体 – 福島県いわき市が“見せる”地道な取り組み』

2016年3月28日 10:00

風評被害と闘う自治体 – 福島県いわき市が“見せる”地道な取り組み

加えて農作物だけではなく、水産物・観光の面からもいわき市をPRする施策を行うようにもなった。

こうした施策の代表例が“見せる”役割を市民にもシフトした「いわき野菜アンバサダー」の創設と、当初から行っている消費者と生産者を結ぶバスツアーの取り組みだろう。前者は “野菜大使”ともいえる存在を募集し、セミナーやウェブレポートなどを通じていわき市の野菜の魅力を消費者の目線でPRしてもらうというもの。すでに1,000名を超えるアンバサダーが活躍しているという。そして後者は、消費者だけでなく料理人と生産者とをつなぐ役割も果たしている。

●いわき野菜にかける料理人の想い
いわき市 見せる課 メディアセミナーは、東京・神谷町にあるイタリアンレストラン「ラ・ターナ・ディ・バッコ」で行われた。同店の直井一寛シェフも見せる課主催のバスツアーでいわき市の農産物の魅力に触れた一人。今回のセミナーによろこんで協力したという。
また、当日メディアにふるまった料理メニューの解説で「いわき産の野菜は火の通りがよく、旨味を生かした調理がしやすい」といわき市の農作物を評価した。同じくメディアセミナーに参加したフレンチレストラン「ル・マンジュ・トゥー」

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