2016年3月31日 15:03
ドコモ、ボイスメッセージをやり取りできる「ここくま」発表 - auの「Comi Kuma」との違いは?
開発に際しては、実際に高齢者のコミュニティに飛び込むなどして広く意見を募集した。機能、デザイン、UIに至るまで利用者目線で決定されたという。栄藤氏は「高齢者を独りにさせないという熱い想いを胸に、メンバーが心をひとつにして開発してきた」と語ると、開発メンバーを紹介した。
NTTドコモの横澤尚一氏は「ドコモの技術だけでは実現できなかった。国内外を問わずその道のプロを探した結果、ドリームチームが結成できた。4社でたくさんの人々に感動を届けていきたい」と挨拶。表情などを担当したイワヤの中野殖夫氏は「弊社は創業93年の玩具メーカーで、昨今は高齢者向けのペットロボットなども販売してきた。玩具メーカーとしてのノウハウを活かして、可愛らしいデザイン、動きなどを製品に活かしていきたい」と説明。
ボイスメッセージシステム担当のMOOREdollのLeo Guo氏は「誰でも簡単に使えるものを目指して開発・研究を進めている。弊社の技術力を活かして、家族間の新しいコミュニケーションを提供してきたい」。開発マネージメントとユーザーリサーチ担当のバイテックグローバルエレクトロニクスの西晃彦氏は「家族間のより良いサービスを提供していきたい」