Windows 10ミニTips (69) 起動しないWindows 10の修復を試みる - 回復ドライブの作成
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何らかの理由でWindows 10が起動しなくなった場合に備えて、回復ドライブを作成しておこう。問題解決やWindows 10の修復などに利用できる。システムパーティションを含める場合は、8GB以上のUSBメモリーを用意すると確実だ。今回は回復ドライブの作成方法を紹介する。
○回復ドライブを作成する
Windows 10をインストール/アップグレードしたPCのディスクパーティションには、「回復パーティション」が存在する。ここには、トラブル発生時の操作を可能にするWindows回復環境(Windows RE)を起動するためのWindows回復イメージファイルを含む。
Windows回復環境をUSBメモリーから起動するのが「回復ドライブ」だ。Windows 8.x時代から加わったものだが、Windows 10でも重要な存在であることに違いはない。
ポイントとなるのが、「システムファイルを回復ドライブにバックアップします」という設定項目だ。文字どおりシステムファイルをUSBメモリーにコピーするため、容量が大きくなり、作成時間も長くなる。だが、システムファイルをバックアップ(コピー)することで、回復ドライブからPCのリフレッシュや初期化が容易になるので、なるべくなら作成しておこう。