2022年8月12日 10:00
白洲迅、30代は“楽しみな第1歩”「役者として変化していける大きなきっかけに」
●『個人差あります』は十人十色のドラマ
現在放送中の東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『個人差あります』(毎週土曜23:40~24:35)で異性化するサラリーマン・磯森晶を、夏菜とともに2人1役で演じる白洲迅。「異性化」というテーマを通して夫婦や恋愛の多様なあり様を描く同作に、どのような思いで挑んだのか。同作を作り上げる難しさ、今年30代に突入する現在の心境などを聞いた。
○■正解のない作品づくり「まさに“個人差がある”」
――ドラマ『個人差あります』が放送中ですが、作品の印象はいかがですか?
純粋に面白い切り口だなと思いました。とても先が気になる話で、早く次の台本来ないかなと楽しみにしていました。でも改めて読み込んでいくうちに、“ちょっと待てよ……このテーマって結構大変なんじゃないか”と気づいて。もちろん夏菜さんと2人1役ということも物理的に難しいですが、それ以上に扱う題材が簡単じゃないなと思いました。実際に演じていても、やればやるほど難しい役だなと痛感しています。
――様々な境遇や環境の方が観ることを考えると、自分の引き出しだけでは表現しづらい部分もありますよね。
まさにその通りですね。