2022年10月5日 19:00
永野芽郁、舞台挨拶で涙の理由は? 新境地に驚かれるも実は奥に「複雑な感じ」
と感じていました。
――マリコを演じた奈緒さんの存在も大きかったのかなと思います。奈緒さんとは連続テレビ小説『半分、青い。』で親友を演じられていて、今回もお互いに特別な存在だとお話されています。
今回の原作は私も好きでしたし、前向きに考えたかったけれど、ちょっと難しいとも思っていました。でも「マリコは奈緒さんにお願いしたいと思っています」と聞いたので、連絡を取り合って、「頑張って挑もう」と最初からふたりで決めて始まりました。私がマリコを守るシイノのようになる時もありましたが、私が弱音を吐いて怖がっていたところを、奈緒ちゃんが「芽郁ちゃんなら大丈夫」とすごく勇気づけてくれて、役とは関係性が逆転するときもありました。お互いに支え合いながら過ごせたのは、奈緒ちゃんだったからだと思います。
○■「この世界観を壊すとしたら私だ」と思ってしまった
――完成報告試写会の舞台挨拶での涙が話題になりました。
あの日は、朝から絶対に泣くなと思っていたんです(苦笑)。改めて、やっぱりすごい挑戦だったんですよね。勝手に自分にプレッシャーをかけて挑んでいた部分もありましたし、それが完成して、いよいよ一般の方に観ていただける。