2016年9月23日 10:00
『バイオハザード』のミラ・ジョヴォヴィッチが語る夫婦で歩んだ15年 - 初共演ローラの魅力も
――南アフリカでのロケはいかがでしたか?
南アフリカは真冬だったからひどく寒かったの。全員が夜を通して一本の小道を走って往復しなければならなかった。その小道が終わりのないように見せかけるためにね。キャストたちはたくさんのブランケットをまとい、熱いお湯が入っている瓶を抱えていたわ。まさか夜通し走るとは思ってもいなかったから、誰にとっても最もチャレンジングな週だったわ。本当に軍隊の訓練みたいだった。そして霧の中を走って泥まみれになっていると、突然霧の中からブラウニーとイチゴをたくさん載せたトレーを持ったアシスタントが現れた。その時だけは超非現実的だったわ。
――さらにそこで冷たい湖に飛び込むシーンがあったそうですね。
ジャクジーを設置したテントもあったけど、男性陣が泥だらけの衣類やブーツで飛び込んだからお湯がとんでもなく汚くて、女性たちは入れなかったの。でもあれはこの映画の最も素晴らしいシークエンスだった。本当にダイナミックで、アクションがいっぱいあって、すごく怖いシーンよ。全てやりがいがあって、今となっては良い思い出になったわ。
――完結編ということで、エンディングが気になるところです。