2022年12月9日 10:00
奥智哉、大作出演で見た先輩達の意外な姿…『ラーゲリより愛を込めて』で映画デビュー
二宮和也が主演を務め、『64-ロクヨン- 前編/後編』『とんび』の瀬々敬久監督が、辺見じゅん氏のノンフィクション「収容所から来た遺書」を映画化した『ラーゲリより愛を込めて』が9日に公開される。
第2次世界大戦終結後も、ソ連軍によってシベリアの強制収容所に抑留された日本人たちの姿を描いた本作は、同時に、日本で待つ家族たちの物語でもある。二宮演じる主人公・山本を「必ず帰ってきます」と待ち続ける妻(北川景子)とともに、父を思う長男・顕一を演じた奥智哉に話を聞いた。
『ラーゲリより愛を込めて』は、2020年に俳優デビューし、『仮面ライダーリバイス』『みなと商事コインランドリー』などで印象を残してきた期待の新星・奥にとってのスクリーンデビュー作。撮影現場では、先輩・安田顕の真摯な姿が印象に残っていると振り返った。
○■母親役で共演の北川景子は、おちゃめでかわいらしい人
――大きなテーマの作品でのスクリーンデビューになりました。
瀬々監督は、もともとご一緒したかった監督でした。今回は戦争を通じた人間ドラマですが、自分の年齢でこうした作品に挑戦できるというのは、すごく貴重な体験だと思っています。