くらし情報『ハリポタ新作『ファンタビ』トランクや杖の小道具秘話 - 造形美術監督明かす』

2016年10月15日 12:00

ハリポタ新作『ファンタビ』トランクや杖の小道具秘話 - 造形美術監督明かす

我々はそれを受けて造形部門を担うんです。どういう素材を使うか、また使い勝手をよくするためにはどういう形がいいか、実に多くの人が頭を突き合わせて考えていくんです。

――今回一番苦労したのはどんな小道具ですか?

やはりニュートのトランクですね。シーンによっていろんなカットやアングルがあったりするので。実際、複雑な過程を経て作られました。

――例えばこのトランク1つを手がけるのに、どのくらいの時間がかかるのですか?

約6カ月です。このトランクはストーリーを牽引していく重要なものなので、いろんなことを考慮して作っていきました。当時出回っていた既製品をいろいろと調達し、みんなで話し合って外見を決めていきました。


次に、どういうふうに撮影をしていくのか、実用面を考えないといけません。アクションシーンもあるので、あまりごつくてデカイものだと扱いきれないから、コンパクトで小さいものにしようとします。でも、エディ(・レッドメイン)が中に入ったりするシーンもあるから、体がすっぽり入るくらいのサイズ感でなければいけない。カットごとにいろんな状況を考えて合計で17個のトランクを作りました。

――杖の種類もいろいろとありますね。

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