逃げ恥・ラストコップ・救世主…秋ドラマの舞台が横浜に集中する理由は?
と分析する。
近年では、綾瀬はるか主演の『きょうは会社休みます。』(2014年、日テレ系)が、横浜を舞台に撮影。そこでのスタッフの評判が良く、同じチームで制作された嵐・大野智主演の『世界一難しい恋』(2016年、同局系)も、全編横浜を舞台にして描かれることになった。
『世界一難しい恋』の場合は、横浜を舞台にすることが早くから決まっていたことから、プロモーション活動を共同で展開。完成披露会見を横浜美術館で開催し、放送期間中には赤レンガ倉庫に"初恋成就神社"を期間限定でオープンして、キャスト陣が登場するイベントを行った。また、現在『逃げ恥』で展開しているデートスポットマップや、限定ポスターのキャンペーンも実施した。
ドラマの効果は絶大で、マップは3万部作成するもすぐに無くなり、最終的には8万部まで増刷。
劇中で大野が着ぐるみをかぶった横浜市中区のゆるキャラ・スウィンギーは、長年売れ残っていたぬいぐるみの在庫が、放送後あっという間に売り切れとなったそうだ。日テレ側も、同作のプロモーションを評価したことから、唐沢&沢村の市長訪問などにつながったそうで、永井氏は「良い相乗効果が続いている」