新木優子、弱点の"笑顔"を武器に - 恩師の言葉で乗り越えてきた壁
今回のインタビューは、晴香が新木の分身であることも物語る。
――今年大学を卒業されましたが、周囲のインターンはどのような感じでしたか?
私の周りでは「インターンにいくつ行けるのか」が鍵になっていました。中には複数社ぐらい行っている子も。今回の映画のように、高く評価されれば就職につながる企業もあるみたいなので、それぞれ仲間でありライバル。とは言っても、やっぱり就職した後の方が大変だったという話をよく聞きます。
友達からの話では何となくしかイメージできていませんでしたが、この作品を通してより具体的になったというか。限られた時間の中でコミュニケーション力を発揮したり、課題に取り組んだりするのは本当に大変なことなんだろうなと実感できました。しっかりと評価される分、互いの関係性に影響するかもしれないので、とても厳しい環境だと思います。
撮影前、経験した友達に話を聞きました。インターンで仲良くなってもそのまま同じ会社に就職できるとは限らないから、そういう人とのコミュニケーションがいちばん難しかったと。ライバルでもあるので、メリット・デメリットばかりがよぎってしまって、そういう自分の本性や本音が見えてくるのも大変だったそうです。