田代万里生×大貫勇輔×桑山哲也、互いの"プロ"な姿に驚き!? 異色ステージへの思い
音の感じ方と、その時に表現したいであろう心情がどれだけ身体に乗るのか。良いなと思うのは、音と心情がマッチしているときが多いですね。踊りってすごく原始的なものだから、言葉よりも嘘がつけない。もちろん好みはありますけど、「この人は良いダンサーだな」とすぐにわかります。ダイレクトに伝わってくるので、誰が見ても「この人素敵だよね」と伝わるダンスがしたいし、そういうダンサーを見ていると、心地良いなと思います。
田代:僕もダンスと似ているかもしれません。音色や技術は当たり前と考えたら、音楽性を見ちゃいますね。音楽性って、絶対ストーリーになっているじゃないですか。
ストーリーが伴った音楽性がちゃんと出て、自然な発声がされているといいなと思います。歌に限らず楽器でもピアノでもバイオリンでもそうですね。
○公演の見どころ
――それでは、最後に公演の見どころを教えてください。
田代:いろいろなジャンルからお客さんが集まってくると思うんですが、初めて見る光景が絶対あると思います。他の作品では絶対ないことがステージで起きますし、選曲に関しても、ここ以外では歌うことのないだろう曲も入ってきます。みんなでお芝居をする場面にしても、ただ挑戦するだけでなく、プラスアルファで何を乗せてくるか、見ていただければと思います。