くらし情報『田代万里生×大貫勇輔×桑山哲也、互いの"プロ"な姿に驚き!? 異色ステージへの思い』

田代万里生×大貫勇輔×桑山哲也、互いの"プロ"な姿に驚き!? 異色ステージへの思い

桑山:一般的には指が良く動けば良い、音が大きければ良いといったイメージがあると思うんですけど、アコーディオンは蛇腹で空気を使って演奏するのが最大の特徴。いかに音をなめらかに出すか、歯切れよく出すかが、全て蛇腹の操作にかかっているので、優れたアコーディオン奏者は蛇腹の使い方が上手な方なんです。自分が表現したいものに臨機応変に対応した蛇腹の操作ができる方は、いいアコーディオン奏者だと思います。

――じゃあ桑山さんが他の方を見るときは「あの人の蛇腹使いはすごい!」といった目線が。

桑山:一番大きいですね。指のミスタッチは練習すればすぐに治るんですよ。でも呼吸感、空気感はなかなか身につかないので、長年その人が経験してきたことや、どう感じているかが現れます。田代:シャンソンだと、コードで譜面が来るんですか?

桑山:そうですね、メロディ譜にコードが乗っかっているだけです。


田代:じゃあ、リズムとコードの中で、どういうフレージングを打ち込んでいくかはもうセンスの問題なんですね。人によって変わってくるので、大きいですよね。

――大貫さん、田代さんもそういった、同業の方を見るときに注目するポイントはありますか?

大貫:僕は足先・手先・軸と、首の使い方をついつい見てしまいます。

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