2023年4月26日 06:00
新田真剣佑、ハリウッドで感じた“本物”「宝物に」『聖闘士星矢』実写化&主演の重圧を乗り越え成長実感
普段一番気合のある僕が押されているのかもしれないというくらい、みんなの気合が常にすごかった。殺気に近い感じで怖かったですが、僕も負けじとぶつかっていきました。皆さん気づいたことやおかしいと感じたことがあればすぐ言いますし、そういうチームがいい作品を作れるのだと思います」
ハリウッドの現場は「プロしかいない」と新田は語る。
「日本はプロだけではなく、僕も全く芝居ができないときに作品に入らせてもらいました。それは日本特有だと思います。海外はプロしか雇われないですし、実力がなければ雇われないので、本物を見させていただいた感じがします」
そんなプロ集団で座長を務め、重圧に押しつぶされそうになることも多々あったという。
「毎日不安で、吐きそうでした(笑)。ただただ必死に頑張って取り組み、完成した作品を見たときは、よかったなと。
作品は超一流ですし、これが日本から生まれたと考えるとものすごいことだと思います」
この物語は、『聖闘士星矢』の前日譚であり、星矢の成長が描かれているが、新田自身も本作に参加したことで成長を遂げた。
「恵まれたトップの環境でお仕事させてもらって、役者としての考え方など大きく変わりました。