くらし情報『川谷絵音&萩原みのり、傷ついた経験も表現者としてプラスに「葛藤も何もなければ音楽も生まれない」』

2023年6月11日 07:00

川谷絵音&萩原みのり、傷ついた経験も表現者としてプラスに「葛藤も何もなければ音楽も生まれない」

僕は同じ顔ぶれで何かをやるというのが、バンドメンバーくらいしかいないので、同じスタッフさん、キャストさんと3週間くらい一緒に過ごすということはとても不思議な感覚でした。でも役者さんって、ある程度の期間を一緒に過ごして、撮影が終わったらいきなり「解散!」とリリースされるわけですよね。そしてまた新しい現場でゼロからスタートする。寂しいし、少し残酷なものもあるなと。そういった日々を過ごしていると、コミュニケーション能力が上がりそうですね。

萩原:いいえ! 役者を始めて10年以上が経ちますが、コミュニケーション能力はまったく上がりません(笑)。だいたい仲良くなってきた頃に現場が終わってしまうので、寂しいなと思うことが多いです。本作の現場は、皆さんと本音で話すことができたので、終わってしまうのが本当に寂しかったです。
こんなにも自分の素顔を出せたのは初めてじゃないかな、と思うくらいです。解散するのが、ものすごく寂しい現場でした。

――本音で話せた理由は、どのようなところにあったのでしょうか。

萩原:いつもは家と現場できちんと切り替えて、家の自分とは違う“萩原みのり”として現場にいるんですが、今回は家にいる自分とほとんど同じでした。

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