2023年8月9日 11:00
細田佳央太、初主演映画で味わった芝居の面白さが「ある種トラウマに」 俳優業や初の有観客舞台への思い語る
この作品で「お芝居の面白さに気づいてしまいました」と語る。
「池松(壮亮)さんと2人のシーンで、お互い興奮状態でセリフのやりとりをする場面があり、興奮状態というのもあったと思いますが、すごく楽しかったんです。カメラのセッティングをしているときもニヤニヤが止まらないような、なんだろうこのワクワク感って。初めての経験で、それがきっかけでお芝居でご飯を食べていきたいと思いました」
そこからは俳優業への思いがブレることはないそうで、「『町田くん』の現場での感覚がずっと心に残っていて忘れられず、ある種トラウマになっているところがあります。あまりとらわれすぎないようにしようと思っていますが、とらわれている自覚もあるので。でも間違いなくあの経験が100%僕のベースになっています」
その後、発達障害を抱える原健太役を演じたTBS系日曜劇場『ドラゴン桜』(21)や、松平信康役を演じた『どうする家康』などさまざまな作品に出演。どの作品も大切な経験になっているという。
「これまでの道筋や出会ってきた人々に関して恵まれているなと。
『ドラゴン桜』と大河ドラマは特に大きいですが、全部が自分の糧になっていると思います。