くらし情報『大泉洋、山田洋次監督の演出に感銘受ける「非常に高尚で大変アカデミック」』

2023年8月24日 17:00

大泉洋、山田洋次監督の演出に感銘受ける「非常に高尚で大変アカデミック」

大泉洋、山田洋次監督の演出に感銘受ける「非常に高尚で大変アカデミック」

女優の吉永小百合が主演を務める、映画『こんにちは、母さん』(9月1日公開)の場面写真が24日、公開された。

同作は山田洋次監督によるオリジナル作。大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘(永野芽郁)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉洋)は、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町の実家を訪れると、割烹着を着ていたはずの母親が艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活していることに驚く。恋愛までしているようで戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。
○■映画『こんにちは、母さん』新カット4点公開

今回公開されたのは、昭夫(大泉)がうろたえたような表情で天を仰ぐ姿や、苦悶の表情を浮かべながらソファーに倒れ込む姿など、山積みだらけの問題にボヤキが止まらない様子がうかがえる新カット4点。中には、ただならぬ剣幕で詰め寄る同僚・木部(宮藤官九郎)を前に、昭夫が戸惑いの表情を浮かべながら母・福江(吉永)を盾にする情けない姿も切り取られている。仕事では木部をはじめとする社員のリストラ問題、家庭では妻との離婚問題や上手くいかない娘との関係に加え、母親の“恋愛問題”も重なり、翻弄されっぱなしの昭夫の苦悩が伝わってくるカットとなっている。

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